被爆74周年原水爆禁止神奈川県平和行進
子どもたちに核のない未来を!核兵器の完全廃止を!
7月23日から26日の4日間、神奈川県内11コースで、神奈川県平和運動センター・被爆74周年原水爆禁止神奈川県実行委員会主催の被爆74周年原水爆禁止神奈川県内平和行進が行われました。核兵器廃絶の願いを同じくする者として、2019年神奈川県平和行進懇談会及び神奈川県生協連は連帯のメッセージを寄せています。
最終日の26日には、県庁において集結集会が開催され、神奈川県生協連も参加しました。
日時 | 2019年7月26日(金)15時30分~ |
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会場 | 神奈川県庁前広場北側入り口前 |
主催 | 被爆74周年原水爆禁止神奈川県実行委員会 |
次第
司会:道田 哲朗 被爆74周年原水爆禁止神奈川県実行委員会 事務局長
開会挨拶:道田 哲朗 被爆74周年原水爆禁止神奈川県実行委員会 事務局長
挨拶とアピール 丸山 進 神奈川県原爆被災者の会 会長
高校生平和大使の紹介と訴え
第30回反核・平和の火リレー神奈川県実行委員会の紹介と訴え
主催者挨拶 被爆74周年原水爆禁止神奈川県実行委員会
神奈川県へ要請文提出
神奈川県挨拶
横浜市内4コース行進団代表挨拶
団結頑張ろう
閉会挨拶
神奈川非核兵器宣言記念碑
神奈川県庁本庁舎の正面玄関を入ってすぐ左に神奈川非核兵器宣言記念碑があり、来庁者を出迎えてくれます。
1980年代初頭、東西冷戦の状況下で、米ソ軍拡の進行に加えて、米国中距離ミサイル(INF)の欧州配備の可能性が強まり、現実に核戦争が起こるのではないかとの世論が欧州のみならず日本でも高まり、148万にものぼる県民から署名請願が寄せられました。また、県議会における数度の非核3原則の堅持を求める意見書決議などを受け、「核兵器廃絶と恒久平和の実現」に向けた県民の願いと決意を国内外に訴えるため、1984年7月4日に「神奈川非核兵器県宣言」の議案を県議会に提案し、翌7月5日に議決されました。
神奈川非核兵器県宣言
核兵器を廃絶し、恒久平和を実現することは、世界唯一の核被爆国日本の国民共通の悲願であり、神奈川県民の心からの希求である。
核兵器の増強による国際緊張の高まりが、世界の平和と人類の生存に脅威を与えつつある今日、私たちは核兵器の廃絶と軍縮を世界に訴えざるを得ない。
美しい郷土を守り、豊かな暮らしを子や孫へ伝えることは、私たちの責務である。
私たち神奈川県民は、国是である「核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませず」の非核三原則を県是とすることを宣言する。
昭和59年7月5日
神奈川県
記念碑は、神奈川非核兵器県宣言の成立を祝す県民の募金によってつくられた像です。作者は、横浜市内のアトリエで制作を続けた彫刻家井上信道(1909~2008)さん。
子を抱えた左腕とは対照的に右腕は真っ直ぐ水平に伸び、五指すべてを大きく開いています。この右腕と前へと踏み出した右足によって、正面から迫る脅威を止めないではおかない意志を表しているそうです。