神奈川県原爆被災者の会 第54回 2019年度総会を開催しました
神奈川県原爆被災者の会(丸山進会長)は神奈川公会堂において54回となる総会を開催しました。
今から63年前、1956年8月10日、長崎に被爆者が集い、「日本原水爆被害者団体協議会」を結成、「私たちは被爆者自身を救うと共に、全人類を救うために立ち上がる」と世界へ被爆者の挨拶を送りました。神奈川ではそれより早く1955年に広島で開催された「第1回原水爆禁止世界大会」に参加した被爆者が集い、その年の秋に「神奈川友の会」を発足させ活動を始めています。その後苦難続きの10年を経て、1966年1月23日に横浜の県立勤労会館において県下の原爆被災者の懇談会が開かれ、懇談会呼び掛け人の6名(川崎:守川定実さん、田中輝男さん、横浜:井上与志男さん、伊藤直成さん、新谷晶之さん、相模原:楠林光数さん)に、藤沢:黒川万千代さんが加わり今後の運営にあたることとしました。会合を重ね、会の名称を「神奈川県原爆被災者の会」とし、申し合わせをつくり、伊藤直成会長、井上与志男事務局長として、「健康のことや生活のことを話し合い、助け合い、励まし合って行きましょう」と活動を始めました。
以来、日本被団協と共に「核兵器の全面廃絶と被爆者救済・原爆被害への国家補償を求めて」今日まで活動を続けておられます。
神奈川の生協は、これまでもそしてこれからも原爆被災者の会の皆さまと一緒に、核兵器のない世界の実現のために力を尽くしていきます。
過去の歴史を変えることはできませんが、今迄の歴史に学びこれからの新しい時代をみんなの力で創り出すことは全く可能です。
日時 | 2019年4月23日(火)13時30分~16時30分 |
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会場 | 神奈川公会堂 神奈川県横浜市神奈川区富家町1-3 |
次第:
司会:木本 征男 副会長
開会:網崎 万喜男 副会長
黙祷
議長団選出:上田 芳雄(逗子支部長)、別所安枝(横浜支部)
書記指名
会長挨拶:丸山 進 会長
来賓挨拶:
片野 憲二 原水爆禁止神奈川県協議会理事長
酒井 孝一 神奈川平和運動センター 事務局次長
日本原水爆被害者団体協議会メッセージ披露
福島 富子 副会長
議事:
2018年度会計決算報告
2018年度会計監査報告
規約の一部改訂
2019年度活動方針(案)
2019年度予算(案)
議長解任
閉会の挨拶:和田 征子 副会長