2023年 福祉セミナーが開催されました

2023年02月19日

2024年は医療と介護のダブル制度改定が実施される年ですが、今回の制度改定では社会保障制度の持続可能性を高めるために財源の観点からも制度自体に大きな見直しがされることが見込まれており、情報のいち早い把握と準備に取り掛かることが大切です。今回の福祉セミナーでは社会保障審議会で議論された内容と改定のポイントについて学ぶことを目的に、神奈川県労働者福祉協議会と神奈川県生活協同組合連合会の共催によって開催されました。


 

日時 2023年2月18日(土)13:30~15:20
参加 12団体 87会場106名
パルシステム神奈川、ユーコープ、医療生協かながわ、神奈川みなみ医療生協、川崎医療生協、神奈川高齢者生協、生活クラブ生協、富士フイルム生協、福祉クラブ生協、全国コープ福祉事業連帯機構、神奈川県労働者福祉協議会、神奈川県生活協同組合連合会
(業種内訳)
居宅介護33名、訪問介護26名、通所介護13名、業務支援5名、福祉用具5名、役員・看護師長その他21名

主 催

神奈川県労働者福祉協議会・神奈川県生活協同組合連合会

司 会

土方幸恵(福祉クラブ生協)

テーマ

2024年介護保険制度改定のポイント
~生協らしく取り組むために大切にしたいこと~

講 師

山際 淳さん 一般社団法人 全国コープ福祉事業連帯機構 常務理事

内 容

*主催者挨拶 神奈川県労働者福祉協議会 坂義正会長
*講義(95分)
1.今後の環境変化と2024年介護保険制度改定について
2.生協の政策提言・大切にしたいこと
3.今後の具体的な取り組みについて
*質疑応答
*閉会挨拶 神奈川県生活協同組合連合会福祉事業連絡会 鈴木忠座長

 

感 想 参加者アンケートより一部紹介(原文ママ)

  • 今後の人口動態から考えられる介護分野の動きを細かく説明頂け、2024年、2027年に向けての準備が非常に重要であることが認識する事が出来ました。
  • 生産年齢人口が急減していく中で、如何にICTを活用して効率的に動ける事業体に変化していけるかが、今後の課題と感じました。
  • 説明については、とても丁寧で分かり易くありがとうございました。今後行動提案について理解し実行することについては難しさを感じた。
  • 24年、27年改定が大変重要であること改めて理解することができました。
  • 次期改正についてのイメージと今後の課題について理解が深まりました。
  • 山際様のわかりやすい解説はありがたく拝聴いたしました。今後の支援に活かせるよう動向をみて参りたいと思います。ありがとうございました。
  • 資料もわかりやすく、先生の説明も丁寧で、明日以降の業務に生かせる内容でした。
有難うございました。
  • 複合型という通所と訪問を一体化した事業が検討されているのを知りました。たしかに泊りは必要ないケースもありますので、いいかもしれません。
  • 今度の改定に向けてのポイントを分かりやすく解説して頂き参考になりました。
  • 分かりやすいお話でした。次の改定までの自分たちの動きが理解できました。生協は組織として動けるので、現場での要望などが形になり伝えられるので良いと思いました。
  • 今回の改定を含めて、今後の介護保険制度の改定の方向性が理解できたような気がします。ありがとうございました。
  • 2024年度の改定と今後の年度で改定が行われるあるいは、検討される内容が改めて整理することができました。新しい複合系サービスを検討していることは知らなかったので、勉強になりました。ありがとうございました。
  • 他の団体の活動内容を知ることができ、参考にしたいところがあった。同じような課題があることもわかった。
  • 資料がよくまとまっていて、話すスピードが適切で聞き取りやすかったのが理由です。